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薬草(ハーブ・中国茶)の効用、歴史

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まずは、ハーブの「歴史」から紐解いてみましょう!

むかし、むか〜しのお話です。

古代ギリシャ時代にさかのぼります。
医学の祖ヒポクラテスの処方に、「ハーブの煮出した液を飲む」というのがあるようです。
これがハーブの起源といってよいでしょう。

彼は、その生涯(紀元前460年〜370年頃)に、400種類を超える薬草を「薬物誌」(ハーブとその処方について書かれた本)にまとめました。

その後、彼が残した書物を元に、ギリシャの哲学者アリストテレス(聞いたことがありますね!)が「植物誌」という全10巻の大目録を完成させたのです。これにより、アリストテレスは植物学にも偉大な功績を残したのです。

歴史を通じて、ハーブとその効用はわたしたちの生活の中に溶け込み、とても重要な役割を果たしてきたのです。エジプトでは、その使い道を墓石に刻んで残したほどです。

便秘薬のヒドラスチス
便秘薬のヒドラスチス

 

ハーブ園が最初に登場したのは8世紀のことです。

修道士が病気治療や傷の手当に薬草を育てたのが始まりとなりました。
医師がいなかった修道院では、道士たちが治療の仕方やハーブの使い方を互いに勉強しました。

ラベンダーは「頭の痛み」に効くとされ、バイオレットは「肺の病気」ペニーローヤルは「歯痛」に用いられました。

残念なのは、ハーブ薬の有名な提唱者だったニコラス・カルペパーです。
彼は、医師であると同時に占星家でもあり、ハーブの薬効を占星術の影響によって分類したのです。
彼は、正統的治療法を迷信と混同してしまったのです。

薬草はハーブたす中国茶

1785年までに、ハーブはさまざまな病気の治療に用いられるようになりました。

その中には、 薬理学に大きな影響を与えたものも多くあります。
イギリスの医師ウィリアム・ウィザリングは、うっ血性心不全にフォックスゴローブ(シギタリス)のエキスが効くことを発見しこのエキスはジゴキシンという薬品として今も使われています。

新鮮フレッシュハーブ

現在、ハーブ薬は再び脚光を浴びているようです。
専門家の計算では、熱帯雨林の植物から少なくとも328種類の新薬が作りだせるといいます。

植物がもつ治療効果、つまり時を超えて生き残ったむかしの知恵に、新たな関心が向けられています。


 中国茶の歴史

唐の時代に(7世紀〜10世紀頃)『茶経』を著した陸羽によると、紀元前の3400年頃に神農氏といわれる伝説上の人物がお茶を発見しました。

言い伝えによれば、神農氏の腹部は水晶でできており、何を食べてもその様子がわかるということで、色々なものを食して人々に食べ物の効用について教えていました。

 ある時、神農氏は白い花が咲く木の葉(お茶の葉)を食し、それが解毒作用があるということ気づきました。それ以後、どんな毒にあってもお茶を使って解毒していたそうです。その神農氏も最後にはお茶でも解毒しきれない猛毒にあって倒れたという話が残っております。

紀元前59年に王褒(オウホウ)が著した『僮約』(ドウヤク)の中に武陽(今で言う四川省彭山県)でお茶が飲まれており、それに使う茶具も揃っていたという記述もありますが、三国時代まではお茶は飲用ではなく、煎じ薬としてなど主に食用にされていました。


 三国時代以降はそれまでの煎じ薬として食されたお茶がだんだんと嗜好品として扱われるようになっていきました。南北朝時代には貴族が飲んでいたともいわれ、その後は僧侶や文人などに伝わりだんだんと日常的に飲まれるものとして変化を遂げていきました

陸羽
陸羽


いよいよ、効用についてです。

薬草(ハーブや中国茶など。以下「ハーブ」といいます)には、多くの有効成分が含まれています。

ハーブティーは、その香りの効果と飲用による薬理効果の双方が楽しめることが特徴です。
かぐわしいその香りを心地よく味わうことで、鼻から微量の揮発性成分(精油成分)が吸収され、においの化学分子は電気信号となって脳に到着し、おだやかなアロマテラピー効果が期待できます。

一方、お茶に溶け出す水溶性成分には、タンニンやフラボノイド、ビタミン、ミネラル類などがあり、精油だけでは活用できない成分まで利用することができます。

薬草はハーブたす中国茶

それぞれのハーブティーが持つ薬理効果は、ハーブによって様々ですが、共通していえるのは抗酸化作用です。
食物が消化され、体内で代謝が行われる過程で発生するのが活性酸素で、老化などの原因となるのですが、これを無害化するような成分がハーブにはたくさん含まれています。

また成人病の原因となるコレステロールを排出したり、便秘などに有効な食物繊維を多く含むこと、ノンカフェインであることも、ハーブティーの共通点です。

ハーブティーは、こころとからだの両面におだやかに働きかけてくれます。
刺激が強いためとくに注意が必要であるものも、お茶として飲めば充分利用できます。
ただし、長期間の常用や1日に大量に飲むことは避けた方がよいものもありますので、とくに妊娠中の人、血圧の高い人、心臓が弱い人、乳幼児は気をつけてください。

ハーブティーは、その効果により大きく3つに分けられます。

1つめは、リラックス効果があるもの。
心身を鎮静させ、緊張をときほぐし、イライラを鎮め、バランスを取り戻す作用があります。

2つめは、リフレッシュ効果があるものです。
こころとからだに活力を与える強壮作用が、疲労回復などに役立ちます。

そして3つめは、体内の毒素を排出するような利尿効果のあるもの
新陳代謝を高めることが、美と健康につながります。

薬草(ハーブ・中国茶)の効用、歴史


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